柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

気まぐれ本格派

どんな場面になると思いますか?

『気まぐれ本格派』のDVDには当時の資料として新聞のテレビ欄の記事が紹介されています。そこには、『気まぐれ本格派』の台本の一部が紹介されていて、そこで 「どんな場面になると思いますか?」 と問いかけています。台本は当然、文字だけです。当時は顔文…

長太郎は夏と共に

「当時、『気まぐれ本格派』というドラマに出ていたんですが、それが終わった頃に母親から「主役の話が来ている」と言われまして、それでやってみることにしたんです」(『俺はあばれはっちゃく』DVDBOX2付属ブックレットインタビューより) 吉田友紀さんは…

お母さん、さっきはごめんね

利昌さんの死で亀裂の入った新ちゃんと一貫の仲が元に戻ったきっかけが『気まぐれ本格派』第4話での出来事、涼子さんが依頼した犬の結婚衣装の件でした。新ちゃんが涼子さんから取ってきた仕事を霧子と袖子さんは相手にしなかったのを一貫が犬の衣装を作って…

優等生

正彦にしても新ちゃんにしてもどうして二人とも親の再婚に寛大なんだろう?正彦のママの事を忘れなくてはいけないというのが我慢できなかったけど、自分の気持ちよりも父親の事を考えていたし、新ちゃんにしても自分の気持ちよりも一貫の事を考えていた。『…

その姿を見ないでやってくれ

「ルパン三世」で私が好きな話が「私が愛したルパン」です。死んだはずのルパンのかつての恋人が生きていて、その秘密を探ったルパンは彼女が父親の手によって蘇らせられた事を知ります。彼女はルパンを殺そうとした父親からルパンを庇って死んだのですが、…

後姿

「気まぐれ本格派」第2話で入院した利昌さんに必要な衣服などを取りに来て病院に行く霧子を見送った新ちゃんの後姿。新ちゃんも「僕も行きたいよ。病院に」と言ったものの、「行っても仕方ないの、明日までお父さん目を覚まさないから」と言われてお留守番す…

ちょっとした疑問

『俺はあばれはっちゃく』第44話で詐欺師を追いつめた長太郎が何故か不安そうな切なそうに泣きそうな表情を何故したのだろう?と書きましたが、ドラマを見ていてなんでそうなんだろう?と感じたのは『気まぐれ本格派』第2話にもありました。 第2話で利昌さん…

焼き芋屋の屋台

『気まぐれ本格派』のDVDの解説書には当時の撮影の苦労話がこぼれ話として各話ごとに書かれていて、その中で第10話に登場する焼き芋屋の屋台の事が書かれています。ドラマで使う屋台はおでんの屋台、ラーメン屋の屋台などがあり、こうした屋台は美術会社が持…

屋台

『俺はあばれはっちゃく』第51話では、長太郎が卒園した幼稚園で知り合った二郎に頼まれて二郎の別れた兄の所へ連れていきますが、途中でトラブルにあって夜遅くに帰ってきて、父ちゃんに激しく怒られてしまいます。長太郎にも言い分があるので、素直には謝…

次郎から長太郎まで

私が知っている一番小さい吉田友紀さんは7歳の時の次郎「鉄人タイガーセブン」をyou tubeで見てその時の声の可愛さに心を鷲掴みにされました。これも以前にも書いてますが「タイガーセブン」では吉田さんの実父である鴨志田和夫さんがタイガーセブンのスーツ…

効果音

『それ行け!カッチン』を見て気付いた事が一つ。それは、ドラマの中で使われている効果音。どこかで聞いた事のある音だなと思いだしていると浮んだのは『あばれはっちゃく』。『あばれはっちゃく』シリーズで使われた効果音が使われていました。なんという…

お父さん

前回の記事で紹介しましたが、新ちゃんが死んだお父さんの利昌さん代わりに参観日に来るはずの一貫を待ちながら、休み時間にお父さんと談話をしている級友たちを羨ましそうに見ている場面があります。前にも書きましたが、ドラマを見ているとどちらかと言う…

正反対な二人

『気まぐれ本格派』の新ちゃんのお父さんの利昌さんは第2話で交通事故で死んでしまいます。新ちゃんはその原因を作った叔父の一貫の事を嫌いますが、二人はやがて和解をして元通り仲良くなって行きます。実は新ちゃんは亡くなった一貫の兄、利昌さんの実の子…

同じ表情

『気まぐれ本格派』第33話で新ちゃんは一貫に一喝されます。(この時、一貫が新ちゃんを一喝したのは新ちゃんが新ちゃんを捨てた実の父親からの贈り物を手に取ろうとした為で、この時点で新ちゃんはまだ自分の実の父親の存在を知らず、更にその贈り物がその…

女装

『気まぐれ本格派』の一貫は弟の小太郎と義妹の楓さんが開いたお店が気になり、袖子さんの服を勝手に借りて女装してお店に偵察にいきます。しかし、一貫が袖子さんの服を着て清水家を出ようとした時に新ちゃんにその姿を見られ、お店で再びその姿を新ちゃん…

友紀

私は昔、吉田さんの名前が読めませんでした。一番最初に吉田さんの名前を見た時「ゆき」と読み、男の子だから「ゆき」はないよなぁ、じゃあ「ともき」?それとも「ゆうき」?だろうか…と考えながら、なんだかしっくりこないなと思っていました。だいぶ経って…

危険な場所

『すぐやる一家青春記』第10話で失踪した夫を探して欲しいとすぐやる一課に依頼がきます。課長である雄作さんはこの依頼主のミユキさんからそのミユキさんが働くバーの名刺を貰います。雄作さんはその存在をすっかり忘れて家でその名刺を見つけて不信に思っ…

初恋の人

「俺の初恋はヒトミちゃんだしなぁ」 第41話でノリコちゃんとヒトミちゃんの間で揺れ動いた長太郎が言った言葉。姉のてるほが中学2年生で初めて恋を経験したのを見ると(第3話)、長太郎の初恋は早い方だと言える。もっとも、てるほよりも長太郎の方が恋する…

お風呂

『気まぐれ本格派』のドラマに登場する人々は銭湯に通っていた。この頃には家風呂のあった家もあったと思うが、まだ、家風呂のない家もあったのかもしれない。1977年。私の父方の祖父(東京)の家にも家風呂がなく、祖父の家に行くと必ず銭湯へ行っていた。…

似顔絵

『気まぐれ本格派』の新ちゃんは頭が良く、勉強をさぼるという事がない。 「子供らしく漫画でも読んでくれたらいいのに」 「お前、そんなに勉強ばかりしてると頭が悪くなる」 母親の袖子さんからも叔父の一貫からも、こう言われるほど新ちゃんは歴史が好きら…

誘拐されたゾ

『俺はあばれはっちゃく』第22話で長太郎が正彦と間違えられて誘拐される。最初は被害者だった長太郎も犯人に加担をし誘拐の主謀者として犯人に色々とアドバイスをしはじめる。それにしても長太郎は見事に縛られているが、抵抗とかしなかったのだろうか?長…

おれ、ヒトミちゃんのためだけに学校へ来ていた

長太郎は遅刻はしたが学校を休む事はなかった。『気まぐれ本格派』の新ちゃんは一度だけズル休みをして散々皆に心配させて袖子さんにこっぴどく怒られた。『鉄人タイガーセブン』の次郎も学校を一度だけ勝手に休んでお父さんのお墓参りに行っていた。どちら…

家族なんだから

『気まぐれ本格派』(1977年~1978年)の袖子さんは事あるごとに「家族なんだから」「兄弟なんだから」という言葉を言っていた。普段、喧嘩をしていたり憎まれ口を言っていたりする小太郎や一貫、鳩子や霧子が元さんや一貫の行き過ぎた心配に腹を立てたりす…

叩かれて

智之、新太、長太郎3人の中で一番叩かれていたのは長太郎だった。叩かれていたというより張り倒されていた。主に父ちゃんに叩かれていたけど、時には佐々木先生や母ちゃんにも叩かれていた。勘違いで叩かれた事もあったけど、大体は長太郎の悪さや長太郎の事…

一枚上手

楓さん、涼子さん、小太郎がアイスクリーム屋ピット(どう見ても『31』なのですが)を開店し「制服から可愛い服に着替えてすぐに遊びに行ける」というのを売りにして同じ店で中高生相手にレンタル服屋も始める。しかし、第23話で服屋の方は学校のPTAに目をつ…

意外な繋がり

『あばれはっちゃく』の出演した役者さん達を調べていくと意外な繋がりを発見して驚く事があります。第1話、第40話に登場した倉持さんを演じた石井富子さんは脚本家の山根優一郎さんの奥さん。山根さんは『俺はあばれはっちゃ』第1話の脚本を書いています。…

服装

吉田友紀さんが演じた男の子にはいろんな性格の男の子がいて、その中には大人しい子や小生意気な子、優等生の子、元気がありすぎる子など様々でした。私が知る限りの中では、『すぐやる一家青春記』の智之や『俺はあばれはっちゃく』の長太郎等は元気のある…

心配だから

『気まぐれ本格派』第10話で大学受験の為に図書館で勉強をしている霧子に男が出来たかもしれないと心配した一貫は霧子の留守中に部屋を勝手に覗いて机の引き出しから、「女子高生の性の悩み」を特集した雑誌や『異性交際法』等の本を見つけて帰ってきた霧子…

駄目もとでリクエスト

チャンネルNECOに駄目もとでリクエストを出してきました。こうしたリクエストを出すというのは私にとっては初めての事で少しドキドキしました。どうも、本名を出して送信するというのは抵抗があるというか、少し怖いのです。しかし、その恐怖を乗り越えて!…

ロケ地

今日、会社の研修の帰りに『気まぐれ本格派』の舞台となった神楽坂に行ってきました。丁度、帰る途中で寄る事が出来たので、ちょっとだけ足を延ばして行ってみようと思い電車を待っていると飯田橋方面の電車が来た事もあり、そのまま乗って行きました。それ…