柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

『男!あばれはっちゃく』78話「お尻ペンペン」感想

『男!あばれはっちゃく』78話より

1981年10月3日放送・脚本・市川靖さん・磯見忠彦監督

ロッペイという少年

今回は、仙海さんが父親の北海道出帳が終わるまで預かった知り合いの少年、フルカワ ロッペイを長太郎の家で預かったことで騒動が起こります。4年生のロッペイは父子家庭。長太郎は母親を知らないロッペイの為に家に連れてきて、母ちゃんの味をご馳走します。ロッペイはそれで桜間家を気に入りいます。仙海さんが迎えに来て帰るときに、ロッペイは「また、きてもいい?」と尋ね、「ああ、いいよ、いつでもいいよ、おいで」という母ちゃんの言葉に、その日の夜の11時半、信一郎が英語の勉強をしている時に、2階の長太郎達の部屋に忍び込んできます。それをきっかけに、ロッペイは長太郎の家で父親が北海道の出帳から帰ってくるまで、桜間家で面倒を見ることになるのです。

このロッペイが遠慮知らずで、長太郎にそっくり。悪気がなく、好奇心旺盛で何にでも興味を持ち、さらに親切心でいろいろとお店の掃除などを手伝うものの、返って迷惑をかける始末。長太郎との出会いや家に呼ぶきっかけも、そんなロッペイの親切心からくる迷惑がきっかけだったりします。

親の暴力に慣れていないロッペイ

結果的に信一郎の宿題を邪魔したり、母ちゃんのお店でお客さんに迷惑をかけて追い出されたロッペイは、ドンペイを連れ出し、父ちゃんの大事にしていた釣り竿を持ち出して遊ぶのですが、それで父ちゃんが大事にしていた釣り竿をダメにしてしまうんですね。それだけでなく、父ちゃんの大工道具もダメにしてしまいます。

ロッペイを探しに来た長太郎がロッペイがやった罪を被って、父ちゃんに報告するんですが、例のごとく長太郎は父ちゃんにこっぴどく怒られます。その時にロッペイは父ちゃんに激しく怒られる長太郎の姿を見て怯えていて、ロッペイが叩かれることに慣れていないんだってことが分かります。

それは、ロッペイは桜間家の食卓で父ちゃんが長太郎の頭を叩いた時に「違うな、ここんち。俺の親父、頭、叩いたりしないぜ」と言っていることからも明らかです。食卓での時は、話の流れから、まだ笑える余裕があってのもので深刻さがなかったのですが、父ちゃんの大事にしていた、もう作る職人のいない釣り竿をダメにした時は、父ちゃんの怒りが大きく、その度合いが違うので、親の暴力に慣れていないロッペイにとっては、かなりのショックな出来事でした。

ロッペイは自分を庇って家を出ることになった長太郎を心配して、自分の代わりに仙海さんのとこに行くことを勧めます。長太郎は最初は渋りますが、ロッペイの言葉に仙海さんのところへ行き、ロッペイは長太郎の言葉に従って、長太郎が自分を庇ったことを黙っています。

自分の為ではなく他人の為

しかし、ロッペイは長太郎の言葉にただ甘えるだけでなく、自分の為に父親に殴られ、家を追い出された長太郎の為に、父ちゃんの釣り竿を作り直す為に、朝早くから誰にも言わずに竹を探しに行っていたのです。長太郎はロッペイの為に罪を被り、ロッペイは長太郎の為に行動を起こす。

自分の為ではなく、他人の為に動く姿は、長太郎とロッペイだけではなく、朝早くいなくなったロッペイを捜すために走り回った父ちゃんと母ちゃん、仙海さん、出帳から帰ってきたロッペイの父親のフルカワさんにも見ることが出来ます。私が『あばれはっちゃく』を好きなのは、自分の為ではなく他人の為に動く姿、また、自分の為に他人が尽くしている姿に心を打たれて、行動する恩返しの姿に心を惹かれていたんだなって、今回の話を見て、改めて気づきました。

叩く理由

見つかったロッペイは自分が竹を見つけた理由を話し、父ちゃんに自分が釣り竿をダメにしたことを謝ります。それを聞いてロッペイの父親のフルカワさんは土下座をして父ちゃんに謝りますが、ロッペイを庇って謝るフルカワさんを長太郎が叱ります。

「だいたい、おじさん、甘すぎるりゃあ!悪さした子どもを庇うなんて!」

『男!あばれはっちゃく』78話より

そこから、長太郎の提案で母ちゃんがロッペイを叩くことになり、母ちゃんは最初は渋りますが、仙海さんの「お尻なら、いいじゃないですか」の言葉に、母ちゃんはロッペイに「これはね、黙ってうちをあけた罰だからね」と目を見て、叩く理由をロッペイに言って申し訳なく、控えめにロッペイのお尻を叩くのです。

ちゃんと、ロッペイを叩く理由を伝える母ちゃん。ロッペイもそれまでの経緯を見てきて、自分が叩かれる理由をちゃんと理解したうえで、お尻を出して母ちゃんに叩かれます。その次が父ちゃんで父ちゃんは桜間家流にロッペイの頭を叩き、最後は長太郎に促されて、フルカワさんがロッペイが叩かれる理由を1つずつ言って叩きます。

この時に、ロッペイを叩いていく3人の表情を見ていくと、叩く時にとても心苦しい顔をしていて、叩く行為に抵抗を感じているのが分かります。叩き慣れている父ちゃんでも人様の子どもを叩く時に、自分の中で心の整理をして叩いたんだなっていうのが、叩く前にロッペイに言った言葉から伺えます。

父ちゃんは怒りに任せて長太郎を叩くこともありますが、それは心配が増大した感情の爆発であり、また、今回のロッペイのような悪さに対する怒りからだったりします。

長太郎はみんなに心配をかけたことが一番悪いことだとロッペイに言っていて、その罰でロッペイは叩かれていくのですが、自分を大事に思う人達を心配させたり、傷つけることが一番悪いということ、人を大事にするためには自分も大事にしないといけないということをこの話から感じ取りました。

終始この話から感じたのは、自分優先ではなく、自分を大事にしてくれる他人を思いやる姿です。『あばれはっちゃく』シリーズは、父ちゃんの長太郎への暴力が非難され、それが理由で、現在では放送できないと言われますが、父ちゃんが長太郎を殴る理由、その感情について、しっかり把握されていないと感じます。

言うことを聞かせて言いなりにさせる為の暴力は言語道断ですが、相手の事を思って叩く感情、叩く側も叩く事に対する抵抗や葛藤があることに目を向けて欲しいです。相手の事を考えず自分の思い通りに動かす暴力と、相手を思って叩く行動は似て非なるもの。ただ、その見極めは、暴力を振るう者でさえも、その区別がつきにくい。

ただ、ドラマの中では、その感情や事の経緯を読み取ることが出来るのですから、そこから、感情的な暴力か相手の為を思ってのものなのかを考えるべきではないでしょうか。

父ちゃんは最初、大事にしていた釣り竿をダメにした事を怒りましたが、そこには人が大事にしている物をダメにして、人の心を傷つける事が人として悪いことだということ。それは物だけでなく、人が大事にしている人物に対してにも、向けられているように思うのです。

もしも他人が大事にしている相手が自分自身であるのなら、この話では、父ちゃんや母ちゃん、フルカワさんが大事にしているのは、長太郎やロッペイで、だからこそ、親が大事にしている子どもである長太郎やロッペイは、自分自身を大事にすることが大切です。

自分自身を大事に大切にする事が、ひいては他人を大事にする事。他人を大事にして、尊重する事が出来るのなら、他人が悲しみ心がを傷つく行為なんて出来ないんじゃないかなって、私は今回の話を見て、強く感じました。

それから、人を叩くのは、傷つけられた相手の心の痛みを知る為でもあるんだと思いました。心の傷は目に見えず、人が感じた痛みを実際に他人は感じる事が出来ません。

だから叩かれて、その痛みを知る事で、見えない傷がどれだけ、人を痛めつけたのか、それがどれだけ辛い事なのかを知って、相手の心を傷つけた罪を知る事は大事なんだと思うのです。

私は『あばれはっちゃく』の話の根底には、他人を悲しませない、他人の思いに報いる心が基本にあると思います。私は、そういう心が好きですし、長く『あばれはっちゃく』に心惹かれる理由になっています。

北海道から帰ってきた

さて、この話に登場したロッペイの父親のフルカワさんを演じたのは、初代『俺はあばれはっちゃく』で、ヒトミちゃんのお父さんを演じた若尾義昭さんです。

ヒトミちゃんは最終回でお父さんの転勤で北海道に転校してしまうのですが、今回、若尾さんが演じたフルカワさんは、北海道の出張から帰ってきていて、なんだかメタ的にヒトミちゃんのお父さんが北海道から、あばれはっちゃくの世界に戻ってきた錯覚を感じました。それがなんだか、スピンオフを使った視聴者に対するサービスというか、遊び心だなって思いました。

克彦

また、今回は克彦が母ちゃんを気に入ったロッペイにすごく共感をしているのですが、それも以前の話(58話「母ちゃん貸すぜマル秘作戦」を思い出させて、『あばれはっちゃく』は基本、一話完結だけど、話が脈々と繋がっているのもいいなって思いました。

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私がこんなことを書くのもおこがましいですが、『あばれはっちゃく』の根底に流れている(と私が勝手に感じ取っているメッセージ)自分を大切にして相手の心を思いやる心、それに心が惹かれる気持ちを大事にしていきたいです。

痛快あばれはっちゃく・父親、祖父、おじ(ドラマを見て分かる設定131)

痛快あばれはっちゃく』11話より

隼人さんのおじさんの会社

『痛快あばれはっちゃく』11話で、隼人さんのおじさんの会社が分かります。訳あって11話では隼人さんの勘違いから始まって、父ちゃんがつくし美工にいられない状態になってしまい、責任を感じた隼人さんが自分のおじさんに事情を話して、おじさんの会社に父ちゃんを雇うようにお願いをします。その会社が見上げるような大きなビルの会社。

『痛快あばれはっちゃく』11話より
『痛快あばれはっちゃく』11話より
『痛快あばれはっちゃく』11話より

その名も、黒川都市計画研究所。隼人さんは「僕のおじさんの会社」と父ちゃんに説明しているので、恐らく、隼人さんのおじさんが社長か会長の会社なんだと思います。また、隼人さんは、26話で国民体育大会レスリング競技東京地区高校合宿所で、先輩の嫌がらせとコーチの誤解で合宿を追い出された時に、桜間家に寄って「九州に帰ります」という発言をしているので、隼人さんは元々は九州の出身で、おじさんのツテで東京に来ていて、世話になっているんじゃないかなって思います。

父ちゃんと母ちゃんは、1話で4月1日の早生まれで体が小さく幼稚園でも小学校に入った時もビイビイないていた長太郎を鍛える為に、隼人さんにお願いして、長太郎にレスリングを教えてもらった事を話しています。

1972年度生まれの長太郎が小学校に入学したのは1979年になり、1983年に高校2年生の隼人さんの中学入学と重なるので、隼人さんは中学入学を機に九州から東京のおじさんを頼って東京に来て、桜間家と知り合ったのだろうと思います。

4代目では11話まで、隼人さんの親戚関係を父ちゃんも知りません。そんな関係の隼人さんと桜間家がどういう経緯で知り合い、長太郎にレスリングを教えるようになったのか、そういうエピソードの話が4代目にはないので、そういう話も見てみたかったです。なんだか、そこは設定や人物を生かしきれてなくて、ちょっと勿体なかったですね。

隼人さんが九州出身だというのは、2代目『男!あばれはっちゃく』の隼人さんと一緒ですね。ただ、2代目の隼人さんは鹿児島の出身まで分かりますが、4代目の隼人さんは九州のどこの県かまでは分かりません。2代目と4代目の隼人さんは別人ですが、恐らくは4代目の隼人さんも2代目の隼人さんと少し設定が被っていて、出身も同じ鹿児島県なのかもしれません。

4代目の父ちゃんは42歳

『痛快あばれはっちゃく』25話(1983年9月17日放送)で父ちゃんの誕生日を祝います。この時に、母ちゃんが「父ちゃんの42歳の誕生日」と言うので、父ちゃんが1983年9月で42歳だと分かります。そこから、4代目の父ちゃんは1941年(昭和16年)9月生まれだと分かります。

信彦の祖父

『痛快あばれはっちゃく』24話で信彦の祖父の名前と顔が分かります。つくし美工の社長室には創業者である信彦の祖父の像が置いてあって、そこに名前もあるからです。信彦の祖父の名前は飯田信之介です。

『痛快あばれはっちゃく』24話より

信彦の父親は広田先生そっくり

次に信彦の父親の名前と顔が分かるのが、『痛快あばれはっちゃく』78話です。この話では、過剰に中学受験に力を入れる信彦の母親の行動を是正させるために、信彦の姉の友子さんが亡き父親の日記を読み、長太郎達に協力をしてもらって、信彦の母親に向けて一つの劇をするのですが、この時に信彦の父親を演じたのが広田先生でした。

長太郎達の中で、信彦の父親を演じることが出来たのが広田先生だけだったというのもありますが、信彦が父親を描いた似顔絵が広田先生にそっくりで、恐らく信彦の父親は広田先生にとてもよく似ている顔立ち、風貌だったのだろうと推測できます。信彦は美術の成績もとても良いことから、信彦の描いた父親の似顔絵はかなり似ているんじゃないなって思うのです。

『痛快あばれはっちゃく』78話より

そして、広田先生にそっくりな信彦の父親の名前は、飯田信之。これは友子さんが手にした父親の日記に書かれている名前から分かります。

『痛快あばれはっちゃく』78話より

祖父の名前が信之介で父親の名前が信之であることから、信彦は祖父と父親から「信」という名前の文字を譲り受けていたんだなってことも、これで同時に分かります。信彦の父親の顔が分かるのは、信彦の描いた似顔絵からしか分かりませんが、もしも生きている設定なら、広田先生を演じた山内賢さんが二役で信彦の父親を演じていたのかもしれませんね。実際は劇中劇の中で広田先生が信彦の父親の信之さんを演じたに留まりましたが、信彦の母親が夫の言葉として受け止めていたので、声や話し方等も似ていたのではないかなって(友子さんの演技指導があったと思いますが)思います。

芸術の秋2

『痛快あばれはっちゃく』77話より

アバンタイトル最後の芸術の秋

2年前に以下の記事を書きました。この時に、4代目『痛快あばれはっちゃく』の2年目のアバンタイトルには、芸術に関連したものはないと書いたのですが、再び見返したところ、77話のアバンタイトルに芸術家に扮した長太郎のアバンタイトルがありました。よって、以下の過去記事は間違った情報だったので、ここで訂正します。

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初代から続いてきた『あばれはっちゃく』のアバンタイトルは、5代目『逆転あばれはっちゃく』(1985年3月2日〜9月21日)で廃止されたので、長太郎が芸術家としてアバンタイトルに登場するのは、4代目『痛快あばれはっちゃく』77話のアバンタイトルで最後になります。長太郎が白いキャンバスを前にして、モデルを見て描こうとするも、なんか気が乗らないようで、助手のような立場の清が次から次へとモデルをチェンジしていきます。

『痛快あばれはっちゃく』77話より
『痛快あばれはっちゃく』77話より

最初のモデルは信彦。清は信彦のポーズや場所が違うと思って動かしますが、長太郎はピンとこず、次にけい子ちゃんに変わり、その次にマヤに。それでも、長太郎にはしっくりこないようで、最後にまゆみちゃんが登場します。

『痛快あばれはっちゃく』77話より

本命登場

まゆみちゃんが来て、ようやく長太郎の理想のモデルの登場。長太郎は駆け寄って、まゆみちゃんにこんなポーズでとジェスチャーで示して、お願いをしますが、拒否されて実力行使。そこにまゆみちゃんを助けるために、清、信彦、けい子ちゃん、マヤがやってきて、逆に長太郎の服を脱がしてしまいます。長太郎はまるで金太郎のような衣装になってポーズをとり、「なんで、こうなるの」と一言。ここで初めて声が出ます。それまで、ずっとサイレントでジェスチャーだけで話が進んでいました。

『痛快あばれはっちゃく』77話より
『痛快あばれはっちゃく』77話より

彫刻家だったのか?

「なんでこうなるの?」とぼやく長太郎に、まゆみちゃんが「彫刻は喋らないの」と言って、5人が長太郎に白い粉をかけてオチです。長太郎が絵筆を持って、白いキャンパスを見ていたので、信彦達をモデルにして絵を描く画家なのかななんて、思ってみていたのですが、最後のまゆみちゃんの言葉を聞いて、あれ、この長太郎は画家ではなく、彫刻家の方だったのかな、なんて思ってしまいました。多分、画家なんだけど、長太郎の暴走で、みんなが長太郎を彫刻にしてしまえってことになったんじゃないかなって思います。

77話の初回放送日が1984年10月20日なので、まさに秋真っ盛りの時期。4代目は1年目もそうでしたが、長太郎の同級生レギュラーメンバーが全員揃ってのアバンタイトルでした。他の代でも同級生レギュラーメンバーアバンタイトルに全員出てくるのもありますが、芸術の秋というテーマで限定すると、1年目も2年目も全員揃っているのは、他の代では見られなかったなって思いました。

調子に乗った長太郎が最後に痛い目を見るのは同じですが、長太郎が最終的に芸術作品になってしまうのは、独自の展開かなって思いました。ちなみに77話の脚本は市川靖さん、監督は松生秀二監督でした。2年前には、このアバンタイトルを忘れていましたが、これで訂正が出来て、補完が出来ました。芸術の秋に訂正が出来て良かったです。

『痛快あばれはっちゃく』77話より

ドラえもんになったあばれはっちゃく

『痛快あばれはっちゃく』40話より

あばれはっちゃくに登場したドラえもん

4代目『痛快あばれはっちゃく』40話に登場したドラえもん。『あばれはっちゃく』シリーズでは、初代『俺はあばれはっちゃく』(1979年~1980年)から、ドラマの中に『ドラえもん』が長太郎が見ているテレビ番組として、または小道具、黒板や道路の落書きで何度か登場してきますが、ここまで堂々とドラえもんが登場してくるのは、4代目『痛快あばれはっちゃく』(1983年~1985年)ぐらいです。

さて、この堂々と『痛快あばれはっちゃく』40話に登場したドラえもんの正体が誰かというと……。

『痛快あばれはっちゃく』40話より

そう、『痛快あばれはっちゃく』の主人公4代目あばれはっちゃく桜間長太郎!

長太郎は初代から声色を使ったり、母ちゃんやてるほの服を使って女装をしたりして変装はしているのですが、着ぐるみまで用いて変装をしたのは4代目長太郎ぐらい。さらには、4代目長太郎はセーラー服やワンピースや鬘などを使って女装することも多く、いろいろな衣装を使っての変装が多かったのは4代目長太郎の特徴だったか、と。

初代長太郎の変装道具は、その調達先がドラマの中で分かるのですが、4代目長太郎の場合は不明だったりします。セーラー服やワンピースは、まだ、ドラマの中に描かれていなくても、こんな形で調達したのかな、用意したのかなって想像できるんですが、40話のドラえもんの着ぐるみはどこで調達してきたのか、さっぱり分かりません。ドラえもんの着ぐるみって、そんじゃそこらに売っていないだろうし、小学生が買えるものでもないだろうし……。長太郎ってどこでドラえもんの着ぐるみを手に入れたんでしょう?。

今日はドラえもんと坂詰貴之さんの誕生日

4代目長太郎の時にドラえもんになった坂詰貴之さん。今日9月3日は、坂詰貴之さんとドラえもんの誕生日です。坂詰さんは現在は声優として活躍されていて、最近でも所属事務所のX(旧Twitter)公式アカウントでもその活動が報告されていました。また、声優としての坂詰さんから興味をもった方達が、坂詰さんが子役時代に4代目あばれはっちゃくだったことを知って驚いていた人をXで多く見かけました。(調べていくうちに私のブログに迷い込んだ人もいるみたいです)

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それから、Xでは坂詰さんの声を立木冬彦さんと間違える人も多く見受けられました。坂詰さんは声優としても実力のある人なので、多くの人達にその魅力を知って欲しいですし、長く元気に活躍を続けていって欲しいです。改めて坂詰さん、51歳のお誕生日おめでとうございます。末永いご活躍を応援しています。

偽ドンペイは初代ドンペイ?

『痛快あばれはっちゃく』51話より

あ、ドンペイ

4代目『痛快あばれはっちゃく』51話でドンペイにそっくりな犬が盗みなどの騒動を起こして、ドンペイに疑いがかかります。ドンペイの無実を証明するために、ドンペイに間違えられた当時では珍しい犬種のもう一匹のラブラドール・レトリバーを長太郎が探すことになり、見事、捕らえたのですが、その時に捕まえラブラドール・レトリバーを見た瞬間、私は「あ、ドンペイ」と思ってしまいました。

上記の引用画像のどちらが、4代目の長太郎のドンペイだと思いますか。向かって右側が4代目長太郎のドンペイで、左側がドンペイに間違えられた犬です。2匹を並べてみると、個体の違い、顔つきの違いが分かりますが、ファンの人から見たら、どちらもドンペイに見えるのではないでしょうか。

多分、間違えられたドンペイは初代から3代目までのドンペイじゃないかな

確認はとっていませんが、私は51話に登場したドンペイに間違えられたラブラドール・レトリバーは、初代『俺はあばれはっちゃく』~3代目『熱血あばれはっちゃく』に出ていた初代ドンペイじゃないかなって思っています。4代目のドンペイは1話で子犬の時にまゆみちゃんからプレゼントされたラブラドール・レトリバーで、初代から3代目に出ていたドンペイとは別の個体の犬です。

51話の作中で、まゆみちゃんが言っていますが、当時はラブラドール・レトリバーは日本の家庭で飼う犬としては、珍しい犬種でしたので、そうそうドラマの1話の話の為だけに、すぐに用意出来る犬種ではなかったはずです。けれども、初代ドンペイなら、元々は国際放映の部長さんの飼い犬でしたし、撮影にもなれているし、比較的すぐに用意できたのではないかなって思うのです。

ちなみに比較の為に、初代から3代目までのドンペイの画像を並べておくので、上にある画像と比較してみてください。どうでしょうか。違うかなあ……。

『俺はあばれはっちゃく』エンディングより

『男!あばれはっちゃく』39話より

『熱血あばれはっちゃく』43話より

あばれはっちゃくのライバルがまだライバルじゃなかった頃

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上記リンクの過去記事で、次作で主人公長太郎を演じる人達が前作で、どんな役で出演していたかを紹介しました。その時に5代目長太郎役の酒井一圭さんが前作の4代目『痛快あばれはっちゃく』に出演しておらず、その関連で4代目に出演していた5代目の長太郎の同級生、大下五郎役の大島和徳さんと島崎達也役の宇梶忠男さん、追加で5代目のライバル高田秀彦役の阪田智弘さんを紹介し、初代に出演した2代目のライバルの邦彦役を演じた長野昇一さんも紹介しました。

その後、作品や過去記事を見返してきて、3代目『熱血あばれはっちゃく』のライバル輝彦役の小池満敏さん、4代目『痛快あばれはっちゃく』のライバル信彦役の草間忠宏さんの前作での出演を確認できたので、上記リンク記事から、5代目同級生役、ライバル役、2代目ライバル役の記事を削除して、こちらの記事に移転し、ここで改めて『あばれはっちゃくのライバルがまだライバルじゃなかった頃』として、紹介したいと思います。

佐藤邦彦がまだ佐藤邦彦じゃなかった頃

佐藤邦彦は2代目『男!あばれはっちゃく』の5年生の時の長太郎のライバル。父ちゃんの上司・佐藤部長の息子で長太郎と同じくみゆきちゃんに恋をしていた男の子です。邦彦を演じたのは長野昇一さん。長野さんは前作、初代『俺はあばれはっちゃく』27話でお祭り好きの江戸っ子、長太郎と張り合うヒトミちゃんの従弟サトル役で出演していました。

『俺はあばれはっちゃく』DVDBOXのブックレットには、吉田友紀さんへのインタビューの中で、栗又さんも長野さんの出演もカメラテストであることが明記されているので、2人ともに次回作『男!あばれはっちゃく』の主人公長太郎候補としての出演だったと思われます。

『俺はあばれはっちゃく』27話より

井上輝彦がまだ井上輝彦じゃなかった頃

3代目『熱血あばれはっちゃく』の井上輝彦を演じた小池満敏さんは、2代目『男!あばれはっちゃく』43話でカワムラ マサシ役で登場しています。浅見道場に通うマサシは同じ道場に通うタケダ イチロウと共にみゆきちゃんに対決を申し込みにきました。

『男!あばれはっちゃく』43話より

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小池さんについては、上記リンクの過去記事でも書きましたが、その後プロゴルファーになった可能性が高く、1970年5月14日生まれかもしれません。

もしも、私が調べた小池さんの生年月日が正しければ、『熱血あばれはっちゃく』は主演の長太郎役の荒木直也さんが1970年10月13日生まれ、ヒロインのあけみちゃん役の浜村砂里さんが1971年3月18日生まれ、あけみちゃんの友人のみどりちゃん役の浅井星美さん(現・浅井星光さん)が1970年7月7日生まれなので、長太郎の同級生レギュラー子役の6人のうち(私が分かっている範囲で)4人が『熱血あばれはっちゃく』(1982年4月10日~1983年3月26日)のドラマの設定年齢よりも1学年上の6年生だったことになります。(ぶっちゃけ『熱血あばれはっちゃく』の写真集を持っている人は、3代目のレギュラー子役の生年月日を全員把握しているんだろうなあ)

飯田信彦がまだ飯田信彦じゃなかった頃

『熱血あばれはっちゃく』41話より

4代目『痛快あばれはっちゃく』で信彦を演じた草間忠宏さんは、3代目『熱血あばれはっちゃく』41話でハヤシダ ケンタロウを演じています。父ちゃんの大事な仕事相手の林田建設の会長の孫のケンタロウ。その為にケンタロウが父ちゃんの大事にしていた魚拓にいたずら書きをしてダメにしても、得意先の孫なので怒るに怒れないという。この林田建設の会長さんが水戸黄門を尊敬する水戸黄門マニアで、その孫のケンタロウは茨城からやってきた子。

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茨城からきたというと、5代目長太郎がそうだったりしますが、もしかすると、3代目でケンタロウが茨城から来ていたことを踏まえると、4代目長太郎は茨城からの転校生にする予定だったりしたのかもしれません。41話のサブタイトルは「俺よりはっちゃくマル秘作戦」で、ケンタロウが長太郎も呆れるいたずらっ子であったことから、草間さんも、栗又さん、長野さん、先に『熱血あばれはっちゃく』34話に出演した坂詰さん同様に、次期長太郎候補としての出演だったのかもしれないなって思います。

高田秀彦がまだ高田秀彦じゃなった頃

5代目『逆転あばれはっちゃく』で秀彦を演じた阪田智弘さんは、4代目『痛快あばれはっちゃく』81話に登場します。阪田さんが4代目で演じたのは、ローラースケートで遊んでいたまゆみちゃん達に言いがかりをつけて嫌がらせをしたマツノキ小の6年生6人組の1人です。6人組は長太郎に名前を聞かれて3人が名前を名乗るのですが、阪田さんが演じた少年は名乗らないので、名前がわかりません。

下記引用画像で阪田さんと一緒にいるのは、この81話のゲストであるマツノキ小6年6人組のリーダー格のウエダアキラ。演じたのは、矢野泰二さんです。矢野さんは1970年7月19日生まれ。子役時代は東京宝映に所属していました。『はいすくーる落書』(1989年・TBS)の猿橋直や『夏子の酒』(1994年・フジテレビ)等数多くのドラマに出演。また、MARKET-CLUBというグループで歌手としての活動もされていました。

『痛快あばれはっちゃく』81話より

大下五郎が大下五郎じゃなかった頃、島崎達也が島崎達也じゃなかった頃

『痛快あばれはっちゃく』90話より

4代目『痛快あばれはっちゃく』には、秀彦役の阪田さんだけでなく、5代目『逆転あばれはっちゃく』で長太郎の同級生の大下五郎を演じた大島和徳さんと島崎達也を演じた宇梶忠男さんが共に『痛快あばれはっちゃく』90話「男の恋はナミダ色マル秘作戦」に出演しています。

この話ではデートをしているカップルがいたずらされる事件が起きて、その犯人を捜していた少年が最初に長太郎に犯人扱いされてしまうのですが、その犯人扱いされた少年を大島和徳さんが演じていて、真犯人、怪人19面相役を宇梶忠男さんが演じていました。大島和徳さんは5代目では長太郎をいじめた役でしたが、4代目ではどちらかというと正彦系統の役だったと思いました。宇梶さんが演じた役は少し調子のよい感じで私は公一系統の少年だと感じました。(個人の感想です)

大島和徳さんと宇梶忠男さんは、5代目の1話から登場していて、比較的目立つ同級生役でしたが、次第に5代目での出演は減っていきます。それでも、2人は最終回はしっかり出演されました。5代目が打ち切りという形にならずに1年間続いていたら、2クールの予定ではなく、1年間の予定だったら、もっと話に多く関わっていたのかなって思いました。

5代目が打ち切りでは、なかったことに言及している。このブログ内の記事です。

https://kakinoha.hatenadiary.com/entry/2025/12/30/085343

たぶん、全員次回作の長太郎候補だったんじゃないかな

役名のある役、セリフが多く、メインのゲスト役だったり、そうでない役であったりするのですが、次回作でレギュラーとして出演していたのを見ていくと、長太郎のライバル、正彦の後継者の役を演じた人達が前作の『あばれはっちゃく』にゲスト出演していたのは、次回作の長太郎候補、もしくはライバル役候補としての出演だったのかなって思います。

他にも、次回作で長太郎やライバル、親友役での出演がなかった人の中にも、次回作の長太郎の年齢に近い人達は、その候補としてカメラテストを兼ねて出演されていたのではないでしょうか。

今回の記事タイトルは「あばれはっちゃくのライバルがまだライバルじゃなかった頃」にしましたが、既に当時の長太郎と張り合うサトルやケンタロウのような人物もいて、ライバルになる前に、既に前作でライバルだったんじゃないかって思ってしまいました。

8月生まれ(ドラマを見て分かる設定130)

『痛快あばれはっちゃく』48話より

しし座のまゆみちゃん

『痛快あばれはっちゃく』のヒロインまゆみちゃんは、8月生まれのしし座。しし座は7月23日~8月22日生まれまで。まゆみちゃんは8月生まれのしし座なので、8月1日~22日までのいずれかがまゆみちゃんの誕生日。まゆみちゃんが8月のしし座と分かる話が48話。ただ、8月の何日かまでは分かりません。そこで、私は日にちが正式に決まっていないことをいいことに、まゆみちゃんは8月8日生まれのしし座に自分の中だけで、勝手に決めました。

なぜか。

それは、私が8月8日生まれのしし座だからです。日にちが決まっていないのなら、8月生まれのしし座の範囲内で日にちを決めても問題ないよね。ファンの一人が自分の誕生日と同じだと勝手に思ってもいいよね、という図々しい理屈です。それと、まゆみちゃんの血液型はA型なんですが、私も血液型はA型なのです。

8月生まれのしし座でA型で同じだし、非公式で自分の中で同じ誕生日にしてもいいよね、という勝手な理屈。8月生まれのしし座のA型の人達はたくさんいるけども、でも、楽しみとして思うことは自由よね、という。

ちなみに

サラッと書きますが、実は私の名前、本名も「まゆみ」だったりします。名前が同じで同じ8月生まれのしし座のA型。なら、生まれた日にちも一緒だと思い込んでもいいよね、と思ってしまったのです。年齢は2歳年下で、それこそ、年齢も同じで名前も8月生まれも星座も血液型も同じまゆみさんがいると思うけれども、それでも名前と誕生月と星座と血液型が自分と一緒なことが嬉しくて、誕生日が明確に出ていないのなら、許容範囲内で同じだと思って、ちょっと喜ぶくらいはいいよね、という。

まあ、単に名前と誕生月と星座と血液型がまゆみちゃんと同じで嬉しかったというお話でした。