柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

真夜中の電話

『俺はあばれはっちゃく』42話「呪われた桜間家」1979年12月1日放送

アバンタイトル

長太郎が河原で昔話のおじいさんのような着物をきて、横笛を吹いています。なぜか、音符がぶら下がっています。正彦達が様子を見てくると、落とし穴へ。

本編

てるほの中学のテニス部の風景から。

もうすぐ大会が近いので、練習に力が入っている様子。

テニス部員の会話から、てるほとテニス部長の朝田先輩のどちらが代表になるかで、てるほも朝田さんも頑張っている様子です。

てるほは頭もいいのですが、運動神経もよく、父ちゃんはかなり自慢で、てるほに代表になれるようにと発破をかけます。

母ちゃんも鼻高々です。そんな時に、電話がなり、長太郎が電話に出ると無言電話。

この電話は、真夜中にもなって今度は父ちゃんが出てきますが、今度は不気味な声が。

ここから、桜間家に嫌がらせが始まり、登校する長太郎とてるほが玄関先で見つけたのは五寸釘が刺された藁人形。

これは、朝田先輩の弟がやった仕業。

朝田先輩の父親は有名なテニスプレーヤーで、朝田先輩の母親は既になく、家事と学校、部活を朝田さんはやっていました。父親の厳しい特訓にも頑張って。

それを見ていた朝田さんの弟のタケシが、朝田先輩のライバルのてるほを陥れて、代表選手にさせないように仕組んだことでした。

姉思いな行動も陰湿で、てるほが整備したテニスコートもダメにして、朝田先輩からの信用も失わせて、何も知らない朝田先輩に責めさせるなど、タケシの姉への思いは姉の立場を失わせているだけ。

そもそも、その動機を作った朝田先輩の父親が一番悪く見えます。

何も悪いことはしてないけれども、子どもを追い詰めている自覚がないのは、始末におえません。

てるほに嫌がらせをしている人を正彦が推理をするのですが、これが当たらずとも、遠からず。

長太郎もてるほの為に動くのですが、このやり方もあまり褒められたものではありません。

何も知らずに、嫌がらせを受けて朝田先輩からも責められるてるほが可哀想です。

周りの思惑に左右されずに、正々堂々と代表に選ばれるように頑張ってきたのに、2人の弟の間違った姉への思いが、てるほと朝田先輩の仲や、てるほの学校や部活での立場を悪くしていて、泣いてしまうてるほが気の毒で可哀想です。

また、長太郎のやり方も悪いのですが、長太郎を一方的に責める父ちゃんも酷い。

ついに長太郎はテニス部を謹慎にされたてるほのことを知り、直に朝田先輩の家に行って、タケシにこれまでの嫌がらせを白状させます。

驚く朝田先輩とあっさり白状するタケシ。

朝田先輩の苦労は分かりますが、この後で出てくる朝田先輩の父親のいいとこどりはムカつきます。

朝田先輩も弟がやったことを、てるほに許してもらう前に、ちゃんと疑ったてるほに謝ってほしいと思いました。

てるほが誤解が解けたことと朝田先輩の家庭の事情を知ったことで、許しているところが、一番酷い目に合わされたのに、許せるてるほの心の広さがなければ、この話はまとまらなかったでしょう。てるほの優しさと心の広さの勝利です。

おまけ

テニス部で活躍しているてるほですが、演じていた島田歌穂さんは運動が苦手。

解説書のインタビューでこのように語っています。

 

てるほはテニスが得意な設定だったんですけど、私ね、テニスできないんですよ。バレエとかダンスはやってたんですけど、実はスポーツ・オンチなんです(笑)。素振りだけは一生懸命練習して、あとはダンスの感覚で型だけ覚えて撮影しました(笑)。