柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。

とりとめもなく Twitter呟きのまとめ

昨日の夜にTwitterで呟いた取り留めのない呟きの纏めです。主に『気まぐれ本格派』の感想、吉田友紀さん、杉田かおるさんへの思い中心の呟きになっています。

優しくて滅多な事で手を挙げなかった袖子さんが新ちゃんを叩くときはいつだって新ちゃんが人の心を優しさを無視して自分の感情に任せて暴言を吐いて傷つけた時だった「謝りなさい!叔父さんに謝らなかったら、お母さん、承知しないわよ!」天然ボケで優しい袖子さんだからこそ、ズキンと来る。

新ちゃんは我慢強くて物分りのいい優しい子だった。文武両道でかといって完全な優等生タイプでもなく頭が良い分口の減らない(この辺りは智や長太郎と似てる)こまっしゃくれたガキといえばいえなくもない。明るくて冗談も言えるそんな男の子。

「君、おつむがいいんだから、分かるでしょ。新ちゃんだってあんなに中叔父ちゃんの事大好きだったじゃない」霧子の言葉にフライの衣をいじりながら不服そうに聞いていた新ちゃん。「関係ないもん。僕には」新ちゃんだって一貫の気持ちは充分に分かりきっていたんだよなあ。

「あんな風にいわなくてもいいのに。まだ、子どもなんだから」「いいえ、あの子には我慢させることを覚えさせなくちゃ、これからだってまだまだ厳しい事があると思うの。父親のいない子どもなんですからね」楓さんと袖子さんの会話。 あの時の袖子さんの決意の目の真剣さが忘れられない。

「ねぇ、私のこと心配だったんでしょ。そうなんでしょ」少しお酒が入って嬉しそうに絡みながら一貫に言った楓さんの言葉がとても悲しくて切ない。北海道で小太郎の胸の中で泣いた楓さんの一貫への届かない思いも凄く切ないし、楓さんに思いを抱きながらそれを受け止めるだけの小太郎も切ない。

切ないといえば『本格派』で一番切なかったのは道夫かなあ・・・。あの妄想日記騒動では本当になんというか道夫が、というか最終回での道夫の「だって、俺だけ一人・・・」ってまあ、それを湿っぽくさせないで見せてるとこがいいんだよね。『本格派』は。森川さんも良かったな。

物分りが良くて優しい新ちゃんが一貫と和解してから我侭を言ったのはすみれ先生の時と一貫が海に戻ろうとした時くらいかな。すみれ先生の時は新ちゃんが大人になったんだよなあ。第11話の時も霧子の方が大人になっていたな。

第8話の「男と男の約束は」での参観日を忘れていたというか勘違いして遅れ来た事を謝る一貫に「怒ってないよ。だって、中叔父ちゃん、ちゃんと来てくれたじゃない。すっごい遅刻だったけど」何ともないように言い切った新ちゃん。あんなに不安で父親と一緒の同級生を羨ましく見ていたのに。

一貫がもう自分は死ぬんだと思い込んでいた時も「飛躍するんだな…中叔父ちゃんは論理が天国の方に…。しっかりしてね」って冷静に言っていたり、あの話しはその後で誤解の誤解で新ちゃんと小太郎が喧嘩というか新ちゃんが一方的に小太郎を責めるけど、あれは小太郎の方がきつかった。

「中叔父ちゃんが死んだら、この家をビルにするって言っていたくせに!」「新太、俺は本当にそんな事思っていないさ」「嘘つき!」「嘘じゃないさ」あの時の怒鳴り返すでもなく、ただ一貫が死んだと思い込んで力を落として呟くように言ってた小太郎の気持ちは本当だったな。

まあ、勘違いの勘違いだから一貫は皆の悲しみをよそにお腹いっぱいうな重なんか食べてきて帰ってくるんだけどさ、その時の小太郎の気持ちとその小太郎をフォローする楓さんが凄く良かったな。

「自転車、来年でいいよ。(中略)お母さんも心配するしさ」「ダサいな・・・。俺もお前も」新ちゃんと一貫。吉田友紀さんと石立鉄男さん。

新ちゃんの前の『すぐやる一家青春記』の智の台詞でいいなと思ったのは中島さん演じる由香ちゃんとの別れの時の言葉と花澤さん演じるお祖父ちゃんに言った時の台詞だな。智もしっかり者で末っ子のくせに一番手のかからない子で調子のいい明るい子だった。

大人が大人に向けて描いていたドラマだったから、そこに登場する智も新ちゃんもそうだけど、ある意味大人にとっては勝手に大丈夫に育ってくれる安心感と強さが新ちゃんと智にはあってそれを求められていたような気がする。二人とも子どもらしい我侭を言うときもそれはあったけど。

本当に我を通すときは余程の時に限っていたなあ。祖父の儀平さんが家を壊してマンションを立てようと頑固に意見を曲げなかった時の智の言葉「お祖父ちゃんがこの家売っちまったら、死んだお母さんやおばあちゃんの匂いや、お祖父ちゃんの匂いもなくなっちゃうじゃないか。それでもいいのか」

花澤さんの儀平さんと一対一の演技。あの真剣な目。相馬家三兄弟の中で智だけが母親との思い出がない子でお祖父ちゃんの儀平さんとはよく馬が合っていたから、智はお祖父ちゃん子だったりしたのかな。紀子さん家の塀の落書きも儀平さんも紀子さんを嫌っていたのもあったけど逆に褒めてるし。

智と儀平さんの場面は多かったな。後は瞳の高岡さんとの場面か。吉田さんと高岡さんは誕生日が同じだったりと、まあ、これはちょっとしたファンなら誰でも知っている豆知識で今は横に置いておいて。

家を壊す事に反対する智の意見を聞いて智の肩をしっかり掴んで「智、この家にはお祖父ちゃんの匂いもするか」と智に聞いた儀平さん。目を逸らすことなく「うん!」と力強く頷いた智。

「遊びに行ってくる」と智と入れ違いに帰ってきた一郎さんに「わしの目の黒いうちは(だったか、お前らがくたばるまでだったか)この家はこのままにしといてやる!」って言って帰っておしんさんのとこに帰っていった儀平さんを苦笑いして優しく見送った一郎さんが良かったな。

新ちゃん、智、長太郎、良ちゃん、明君、マサル君全部吉田友紀さんが演じた男の子で全員それぞれに違う子で、作品も全然違うんだけど、共通して役を通して漂ってくる雰囲気は物分りが良くて優しいのに凄く頑固で真面目で意地っ張りで明るくて面白いのに自分の中の寂しさを人に気付かせない子というもの

『205号』の明君の場合はその性格が報われる事なく一時だけ洋太達といる期間だけが幸せな時間で。実の母親の何気ない一言に心を傷つけられて絶望の中、何の救いもなく交通事故で死んでしまう。それが、物語の中で淡々と一つの出来事として処理されてしまうというのが更に悲しさを増していた。

作り手の大人の人達の吉田さんの演じた役に対しての見せ方というのもあったとも思うけど、違う監督、制作会社でありながら一貫して私が感じ取っていた吉田友紀さんの雰囲気は吉田さん自身から出ていたものだったんじゃないかなって思う。

鍛冶さんが原作と見た目のイメージの違う吉田友紀さんを長太郎に起用したのも、運動神経だけじゃなくて、そうした私が勝手に感じ取った吉田さんの長太郎を演じるに当たっての頑固なお人よしさな性格を見抜いていたからじゃないかなあ・・・。

あばれはっちゃく』5代目を除いて主題歌は変わらずEDだけ変わっていったけど、初代のEDの歌詞には「お人よし」という言葉が入っていたし、シリーズ化が決まった後に出来た挿入歌だったとはいえ吉田さんの長太郎が浸透した後で出来た「はっちゃくひとりうた」は子ども心に悲しい歌に思えた。

あんなに明るく楽しいドラマなのになんでこんなに悲しい歌なんだろうと幼稚園の頃にカセットを車の中で聴きながらいつも思っていた。初代の時代に作られた「はっちゃくひとりうた」は2代目で挿入歌として劇中で初めて使われるけど、あれは吉田さんの長太郎あっての歌だと私は思う。

それは決して吉田さん以降の長太郎役を否定しているのではなくて、長太郎という役をどう演じるかという結果としてそうなった。長太郎のベースを作った道標の吉田友紀さんの長太郎なくして出来てこなかった歌だったんじゃないかな。

栗又さんの事を「2代目です。弟分です」と濱口さんに紹介していた吉田さん。12歳で成功するかしないか分からない未知数の作品の主役を引き受けて1年で悪い言い方だけどお払い箱にされた13歳の時の、それでも自分の後を継ぐプレッシャーを持たなきゃいけない存在の年下を気遣う事も忘れない。

栗又さんは本来大人しくて声も小さくて、体型は長太郎そのものなのに残念だと言われたりして本人も物凄くそれを気にされていた。それでも、あの吉田さんの跡を継いで大役を物にした。それでも、吉田さんがゲストで来たときは萎縮してたらしい。

それは吉田さんが栗又さんに能動的にではなくて栗又さんの方で恐縮する気持ちが吉田さんにあったのではないか。吉田さんも吉田さんで栗又さんに対して申し訳ない気持ちがあったりしたと思う。12歳と15歳で互いに主役を取られた者、取った者の気持ちというのは複雑だったろうなあ。

第1シリーズの金八の「まだ子どもじゃないか、まだ15じゃないか」という台詞を不意に思い出した。石立さんが生前「かおるちゃんの事が心配です。あんな小さい子がこんな世界に小さい頃からいるのは良くないよ」と言っていて自分の子供達には絶対に芸能界には入れたくないと言っていて

それは本当にそうだなと思う。でも入れた、入ってしまった子に関しては、現場で接する大人である自分はその子がちゃんとそこで生きられるように厳しく指導してたんだろうなって、それは杉田さんと松木さんの対談を読んだり、杉田さんが最近テレビで石立さんの事を話すのを聞いて思った。

だからこそ、杉田さんが石立さんがなくなった時の涙も役のイメージを壊さない為にバラエティーに出なかったのをその信念を曲げてかおるちゃんに仕事と新しい可能性を広げる為にバラエティー番組に杉田さんと出演した時の思い出を語った時に「私なんかの為に」と泣いたのも本心からの気持ちだったと思う

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