柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。

プロ意識

再び浮草さんの『浮草日記』を読ませて頂いて、そこで『熱血あばれはっちゃく写真集』で紹介されていた吉田友紀さんの人柄を知る事が出来ました。私は『写真集』を持っていないので、浮草さんのブログで少しでもその内容を知る事が出来て嬉しく思います。浮草さん本当にありがとうございます。それを読んで自分が思っていた通り、吉田さんが礼儀正しく仕事に対して真面目で負けず嫌いで責任感の強い方だと分かってとても嬉しく思いました。(その一方で吉田さんに対しては大人しい印象もあるのですが)また、島田歌穂さんと同じく東野さんも吉田さんの事を「トモ」と読んでいた事を知ったのも嬉しかったです。

『俺はあばれはっちゃく』はアドリブが多く自由に演技をさせてもらったと吉田さんは語っていましたが、それは台本をちゃんと読み込み話を理解したうえでのアドリブだったんだなと写真集に紹介された吉田さんの仕事に対する姿勢を知って思いました。吉田さんは長太郎役のオファーをもらってから原作を読み自分なりに役作りを勉強したと『俺はあばれはっちゃく』のDVDの付録のインタビューで答えてましたが、作品が始まってからも台本を読み込み、台詞の勉強もしてきた事を知り、話を理解したうえで自由に演じ、だからこそあれだけ自然に見える演技が出来たんだろうなと思いました。しっかりした下地があればこその自由な演技。

姉のてるほ役の島田さんが「いわゆる子役としてカッチリ決められた事をやるのではなくどんどん脱線して想像もつかない弾け方をするんですよ。想像つかない弾け方をするトモの姿を大人の役者さんたちもしっかり受け止めていて、はっちゃくはトモあっての番組でしたね」と語っていましたが、その弾け方にはちゃんとした理解があってだからこそ山際監督もそれを受け入れて作品を作っていったんだと思います。

過去に山際監督のインタビューから読んで分かった事ですが、『あばれはっちゃく』シリーズのメイン監督の一人であった山際監督は大人の言う事を大人しく聞くいい子よりも、どこかに危険なものをはらんでいる子どもに惹かれるのだそうです。だから台本をしっかり理解したうえでの、想像をつかない吉田さんの弾け方を山際監督もきっと好意的に受け取っていたと思います。そしてアドリブも互いに仕事をするプロ同士の中で信頼の上で成り立っていたんだろうなと思うのです。

はっちゃくの写真集は3代目の時に出版されたので、4代目、5代目の事には触れてないのが残念です。もし復刻する機会があれば4代目、5代目も扱って欲しいと思います。ただ、東野さんがそれぞれの長太郎の事をどう思っていたかを4代目、5代目は知る事が出来ないのが残念です。でも、生前に2人に対して何か言ってるかな。もし、それがあればそれを掲載してくれると嬉しく思います。

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