柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

複雑な思い

この記事をここ(『柿の葉日記』)に書くかどうか迷いましたが、自分の中で心苦しさを感じてしまうので思いきって書く事にします。かつてお蔵入りにして、今は『柿の葉のブログ』に限定で公開している記事ですが、2代目が発売されるということもあって、私の2代目以降の『あばれはっちゃく』に対しての複雑な思いが書いてあります。恐らくは2代目のファンの方には気を悪くされる内容なのではないか…?という心配もありますが、その気持ちを隠したままでいるのも辛いのでここに記します。以下から全文ではありませんが、(そのために一部修正もあります)柿の葉ブログ元記事初代に拘る訳の転載になります。

『私は子供の頃は各代関係なく「あばれはっちゃく」が好きだったので、どの代が一番というのはなかったんですね。その為に各代の区別が母ちゃんの仕事くらいでしかつけていなかったので、明確にどの代のどの話とかというのはあまり記憶になくて、更に、長野だと帯で月曜から金曜まで初代から4代目まで繰り返し何度も放送されていたので、年代での区別もそれ程なかったのです。最近になって、初代から5代目の区別がつくようになり、また、もとじゃろさん(ばんざいむさん)がUPして下さった2代目、3代目を見るようになって、明確に各代の区別がつくようになると、私の中で初代が一番になりました。

子供の頃は2代目も3代目も4代目も好きだったし、今でもやはり好きな所はあるので、好きなのですが、特に2代目を支持する方の初代に対する評価の低さが私の中で気になりだしました。もっとも、初代のファンも2代目を低く評価していたり、他の代にしてもその代を支持する人達の中には、その前の代、その後の代を低く見る傾向がありました。どうしても、自分の入れ込んだ代に思いが深いとその前後の代を批判しやすくなってしまうのかな?と思ったりします。私自身も初代に思いれが深くなっていくと、自分の中で他の代がイマイチに感じてしまい、段々とブログの記事を書いていくうちにその気持ちが出てくるようになっていきました。それを見た時に私の中で嫌だなという感情が起こりました。子供の頃は各代の区別なく好きだったのに、初代を好きなあまり、他の代をけなし始めていく自分が嫌だったのです。だから、情報として他の代は扱っていくにしても、感想などに関しては私はどうしても初代と比較してイマイチだと評価して感想を書いてしまうだろうから、それならば、書かないようにしようと思うようになりました。

でも、どの代が一番なんてそんな事はどうでもいいと思うようになりました。(自分の好きな代が一番人気で評価が高いと嬉しいけれど)そう思ったのが、「大胆MAP」で吉田友紀さんが栗又厚さんの事を「弟分」です。と、濱口さんに紹介した時です。あの時、自然と普通に「弟分です」と紹介した吉田さんを見て、吉田さんの心の広さを感じました。自分が初主演した主役を結果的にとられて、後のゲストで引き立て役として出演した時等複雑な気持ちが、当時、あったのではないかなと私なんかは思うのですが、そんなことよりも、吉田さんは恐らく自分と同じ長太郎を演じ、さらに自分が演じた長太郎と比較されながら、自分よりも長く長太郎を演じた栗又さんの大変さを一番よく理解されているんだろうと思います。

長太郎役を演じた者にしか分からない主役の大変さ。「あばれはっちゃく」はアクションシーンが多く、怪我が絶えなかったと吉田さんは仰っています。吉田さんにとって自分の後を受け継ぎシリーズを続けていってくれた栗又さん、荒木さん、坂詰さん、酒井さん達は可愛い弟分なんでしょうね。吉田さんがそう思っている可愛い弟分達を悪く言うのは嫌です。吉田さんは「あばれはっちゃくHP」さんの掲示板に「好きなあばれはっちゃくの登場人物は?」という質問に「みんな」と答えていました。また、2007年に開かれた同窓会でも、「ほんとうに幸せな夜です」とコメントをされています。私は吉田さんにとって長太郎が疎ましく感じた時期もあったにせよ、やはり初主演を務め長くシリーズに関わった「あばれはっちゃく」という作品は大切なもので、そこで苦楽を共にした仲間達はやはり大切な仲間であったのだとそう思っています。だから、各代でこの代と比べてどうのこうの言うのは、野暮なんだろうなと思います。』

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