柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

正直者

5年前のインタビューや「俺はあばれはっちゃく」のDVD解説書のインタビュー、「電脳警察サイバーコップ」の映像特典のコメンタリーとかを見たり聞いたりして感じた事ですが、吉田さんは自分の心に素直で本当にありのままに正直に話す人なんだなと思いました。

例えば自分の心に何か引っかかるものがあって、それを隠してまでファンにおべっかを使わない。正直に自分の心の中を話したうえで、作品やファンに対しての愛情を語る吉田さんの姿は、とても真っすぐで、そこに偽りはなく、素直にその言葉を受け取る事が出来ます。私はインタビューの映像を見て、吉田さんが一つ一つ言葉を選びながら、それを聞いたりするファンの事を考えて話をされているんだろうなと感じました。それは、文字のインタビューの記事を読んでも感じます。

「サイバーコップ」のコメンタリーで「これで、みんな行くんだよね、富士の裾野に」と監督が言うと「いや、皆じゃないんですよ。僕、行ってないですから」と言って共演者の方達から苦笑され「駄目だよ、視聴者の夢壊しちゃ」と監督に言われている吉田さん。単独のインタビューでも、「正直、現場に行っていません。ジュピターの時には」と話されていていました。「俺はあばれはっちゃく」のDVDの解説書でも「正直、はっちゃくをうっとうしい時期もありました」といい、5年前のインタビューでも「20代の頃ははっちゃくのイメージを消さないと」と語っていた吉田さん。

「俺はあばれはっちゃく」のファンとしては、その言葉はやはりショックだったりする訳です。でも、吉田さんは自分に嘘をつけない人なんだろうなと思います。自分の中で長太郎を疎ましく感じていた時代が確かにあって、その事をちゃんと誤魔化さず正直に話す。だけど、今では(インタビューに答えた時点で)考え方が変わり「はっちゃくを覚えていてくれてありがとう」と言える。自分に嘘をつくことなく素直に感謝の気持ちを持つ事が出来る吉田さんが私はとても好きです。

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