柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

5歳の時から

 『荒野の素浪人』第24話に当時5歳の吉田友紀さんが出演していて、この時は殴られたり、ビンタされたりしていなかったので、5歳の時にはドラマの中では殴られなかったと呟いたら、フォロワーさんから、動画付きでリプをもらいました。

「さすがに5歳の頃は殴られていなかったか」
「『飛び出せ青春』(5歳)ではお父さん(亀石征一郎 )にビンタされてますね」

 動画を見ると確かにビンタされていました。
当時、5歳。
別に吉田さんに限らずドラマの中で叩かれている子役の人は沢山いると思うのですが、私が吉田さんに集中してその情報を集めてしまっているから、特に多く感じるんだろう……とは思うのですが、それでも、デビュー間もない頃から叩かれ続けてきたのかと思ってしまいました。
芝居で叩かれる事になっているから叩かれる。
それが分かっていたとしても、叩かれるのって怖いと思うんです。

 『飛び出せ!青春』(1972年2月~1973年2月)のドラマの中でビンタされた吉田さん演じるともひろ君を見た人達から「あんな小さな子に」と気の毒がらるのですが、でも、この、ともひろ君泣かないんです。
じーっと何処かを見て目に力があるんです。
泣く演技ではないから泣いていないと思うのですが、それでも痛みで目が涙で潤んでいるようには見えない。
もしかしたら、父親役の亀石さんが多少手加減をして叩いていて、見た目ほど痛くないのかもしれないけれど……。
この程度では泣かない!という力強さを感じます。
これを見て『俺はあばれはっちゃく』第6話で、てるほに叩かれ時に長太郎が言った言葉を思い出しました。

「女に叩かれて泣くような男は男じゃねぇーよ」

 ともひろ君の目を見た時に思い出したのが『俺はあばれはっちゃく』第11話で小笠原に批判された長太郎の目でした。
私は吉田さんの目が特に好きなんですが、この目は既に5歳の頃からあったんだなと再確認しました。
私が吉田さんの目が好きなのは意志の強い力強さを感じるからなんだと思います。
この目は『電脳警察サイバーコップ』(1988年)の武田君の時にも見る事が出来て変わらない。
多分、ずっと変わらない目なんだろうなと私は思います。

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