柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

癌で入院していた父が亡くなりました。病院から呼び出されてすぐに早退し、そのまま病院に泊まり込んで家族で交代で看ていたのですが、それも空しく死んでしまいました。ある程度、覚悟していた事とはいえ、やはりその死を受け入れるのは嫌で、今でも嫌です。父とは、ここに書く事は出来ませんが、一言では言えない確執があって、私や妹に言葉の暴力をふるった事もあり、正直、憎いというか悔しいという感情もある事にはあるのですが、私は父が優しくていい時も知っているので、なんとも言えない気持ちがあるのです。だけど、苦しむ父の姿を見ながら思ったのは、入院して少しは元気になって楽になるのかなと思っていただけに、入院して間もなく容態が悪化して、あんなに苦しんで、飲んでいたお薬も全然消化される事なく、吐き出されたのを見た時は、痛み止めがちっとも効いていなくて、凄く痛い思いをしていたんだなというのが分かって、悲しくて涙が止まりませんでした。不快な気分を取り除いてあげる事が出来なかったのは本当に残念です。父の癌は去年の9月に分かりましたが、既にこの時には他に転移していて、また、手術が既に不可能な状態だったので、通院による投薬治療でした。5月に入ってから急に悪くなるまでは、本当にまだ元気だったので、私も相変わらずの態度で接していただけに、この急な別れはあまりに唐突でなんといっていいのか、心の整理がついていません。悲しい気持ちもあり、信じられない気持もあり、なんだかまだ生きているような気がして、普段の生活をしている面と悲しみに浸っている面とが両方あって、なんというか変な感じです。

今年は父の日と父の誕生日を祝う事が出来ないのが、とてつもなく寂しいです。