柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

効果音

『それ行け!カッチン』を見て気付いた事が一つ。それは、ドラマの中で使われている効果音。どこかで聞いた事のある音だなと思いだしていると浮んだのは『あばれはっちゃく』。『あばれはっちゃく』シリーズで使われた効果音が使われていました。

なんというか、こう、ピンチに陥った時というか、平和な展開から一転して、なにかありそうな不安な時にでてくる音。順番からいえば『それ行け!カッチン』が1976年の作品で『俺はあばれはっちゃく』の3年前の作品だから、『カッチン』で使われていた効果音が『あばれはっちゃく』に使われたと見るべきなんだろうと思います。

2作品は共に国際放映制作の作品で、それで、使われているのかなと思ったりもします。(私の聞き間違いで全く違うかもしれませんけど、と予防線を張っておく小心者)

同じ効果音を使っているといえば、『気まぐれ本格派』もそうでした。『気まぐれ本格派』は石立鉄男さんを主演としたドラマのシリーズの最終作品で、このシリーズには前作で登場した役者さんがある意味常連となって別作品に別の役柄で登場していたりしました。

作中の中でも前作との関連性を思わせるような台詞などがちりばめられていて、当時、シリーズを見ていたファンの人達はそうした作品での遊びを楽しんでいたのではないのかな?と思います。

この辺りは『あばれはっちゃく』シリーズと似ていますね。『あばれはっちゃく』シリーズも前作で出演した役者さんが別役で登場し、ファンを楽しませてくれました。話を『気まぐれ本格派』に戻しますが、この作品の前の作品が『気まぐれ天使』でした。

この作品はチャンネルNECOで見ているのですが、この作品にも『気まぐれ本格派』で使われている効果音が使われていて、ああ、同じシリーズで同じユニオンの制作だから、使われているのかな?と思ったりしました。

やりくりの面もあるのかもしれませんが、こうしてシリーズで同じものを使っているのを見たり、聞くと根底に一貫したものを感じてシリーズである御馴染の安心感を生みますね。

『カッチン』と『あばれはっちゃく』はシリーズものではないけれど、監督とか脚本家とかは結構同じ方が関わっていて(国際放映の社員としてある意味当たり前の事なのかもしれませんが)なんというか、同じ匂いを作品から感じられるんですよね。

『気まぐれ本格派』と『気まぐれ天使』もそうでしたが、好きな作家の本を読んでいるような安心感というか、居心地の良さがあります。役者の人達も御馴染で安心感のある人達で、しっかり作られた世界観は見ていて心地いいです。