柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

わが子は他人

「わが子は他人」を紹介されているサイトを見ながら、ああ、この作品を見てみたいと何度思ったか。2007年にホームドラマチャンネルで放送されていた時にどうして見てなかったのか。全く悔やまれる。「わが子は他人」は1974年に放送された木下恵介アワーの最終作。このシリーズが今大阪の方で放送されているとかで、このままいくといずれ最終作の「わが子は他人」まで行きつくのではないか?と思ってしまう。羨ましいな関西の人達。(今、確認してみたらなんと今日からテレビ大阪で「わが子は他人」が放送されるようです。ああ、本当に羨ましい!放送時間は昼の12時30分からです。見られる人が羨ましいです。見たいなぁ…。関東でも放送してくれないかしら…。8時半追記)
「わが子は他人」は病院で子供を取り違えられた二家族のドラマ。このドラマで取り違えられた子供を演じたのが春田和秀さん(左「砂の器」1974年作品より)と吉田友紀さん(右「ウルトラマンレオ」1974年作品。第27話より)春田さんが主人公側の息子一郎役、吉田さんがもう一つの家族の和泉家の息子あきら役でした。(「俺はあばれはっちゃく」第17話に出演した喜久川清さんはこのドラマで一郎の叔父役を演じていて吉田友紀さんと共演しています。)二人は取り違えられていた子供同士なので、本来は春田さんがあきら、吉田さんが一郎という事になります。

このドラマについては木下監督のファンサイトやネットの掲示板、また、「あばれはっちゃくHP」さんの掲示板などでも紹介されていましたが、二人の男の子の性格は正反対で、春田さんが演じた方が元気が良く、吉田さんが演じた方が大人しくて泣き虫な子だったようです。春田さんはこのドラマの他に「砂の器」「はだしのゲン」のゲン役、「がんばれ!レッドビッキーズ」「5年3組魔法組」「ぼくら野球探偵団」(第9話ゲスト的場武志役)等に出演されていました。特に「砂の器」での演技は高く評価されていて、今でもその演技を称賛する人が多くいます。

吉田さんについては、このブログでは、今更説明するまでもありませんが、「俺はあばれはっちゃく」の長太郎役の印象が強いとあきら役は意外な役かもしれません。しかし、同じ年(1974年)の作品「教室205号」で演じた明役を見てみると、それ程ではないかもと思います。明君は秘密基地で知り合った年上の友人に勉強を教わり、算数のテストで百点をとるのですが、母親に冷たくされてショックを受け、そのまま交通事故で亡くなってしまいます。吉田さんは元気でちょっと生意気な男の子を演じる事が多かったかな?と思うのですが、一方で少し寂しい感じを漂わせる役も多かったような気がします(マサル君とか良一君とか)

とにもかくにも春田さんも吉田さんも共に名子役で、この二人が共演し、また、監督があの木下恵介氏というのもこの作品を見てい見たい理由です。吉田さん目当てで見た「すぐやる一家青春記」から木下監督を知り、そこから木下作品をいくつか見ていいなと思うようになりました。「すぐやる一家青春記」は木下監督作品ではありませんが、木下恵介監督作品で御馴染みの役者さんが結構出演されていました。吉田友紀さんもその一人だったかなと思ったりします。(木下監督は子供が好きではなかったようですが。これは「高峰秀子の流儀」の中に書かれていました)木下作品は特に派手さはありませんが、見ていくうちにしみじみと嵌っていく作品で見応えがあります。映画の方はDVD化されてたりしますが、テレビドラマの方はされていないようなのでDVD化されるか、もしくは再放送などされたらいいなと思ったりします。

なんだかんだ言ってドラマの内容も気になるけれど、一番は吉田友紀さんが見たい!というのが一番の理由なんですがね。

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