柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。

ヒトミちゃんと長太郎

とろろいもさんの所で(あばれはっちゃくファンブログ)第1話から振り返って見て、ヒトミちゃんが長太郎に優しくなってきたのは第16話辺りからなのかな?と思うようになった。それ以前も時々は優しかったけれど、それはヒトミちゃんの親切心からくる優しさだったような気がする。第3話でてるほの事で相談を受けてあげた時とか、この時は長太郎が勝手に勘違いして後でヒトミちゃんからこっぴどく怒られている。第11話でも勝手についてきた長太郎にちょっと迷惑そうな顔をしている。

第14話で穴だらけの鯉のぼりに正彦が「穴だらけじゃないか」とケチをつけても、「でも、長太郎君らしいわ!素敵よ」とフォローしてくれている。これも、やはりヒトミちゃんの優しさからきているような気がする。ヒトミちゃんは親切で平等で優しい所があるので、時々、誤解してしまうのだけれど、これとそれとは別、私が長太郎君を(異性として)好きなのは別ですからね!という線引きは、はっきりしていたなと思うのです。

第16話でも、習字の習い事の帰り道?で「長太郎君の事は好きにはならないのに?」と聞かれて「当たり前でしょ」と答えていたりして、手厳しいヒトミちゃんだったなと思うのですが、この直後に中学生に襲われて、それを長太郎に助けてもらった辺りから、ヒトミちゃんの長太郎に対する優しさの質が変わってきたかな?と思うのです。相変わらず、長太郎に対してはつれないヒトミちゃんだったりするのですが、第17話ではあからさまにタマエに焼きもちを妬いていますし、第20話では劇の最後に長太郎に抱きついて「勘違いしないでよ」と言っていたりしますが、この「勘違いしないでよ」も、それまでの言葉に比べると全く違うように感じます。

それまでは、『私は本当にあんたのことなんかなんとも思ってませんからね!勘違いしないで』という気持ちが強かったのが、『本当にありがとう長太郎君。頼もしいわ、でも、勘違いしないでね』というなんというか長太郎に対して否定的な感情よりも肯定的な感情が強くある言葉に感じるのです。それでも、ヒトミちゃんは一筋縄ではいかなくて、このまま一気に長太郎を異性として好きになっていくという事はなく、長太郎からのデートの誘いを断ってみたり、正彦と一緒に家族旅行へいったりしています。

それでも、段々、長太郎に対して好意的な気持ちは強くなっていったのかなと、そして、第27話でヒトミちゃんの従弟のサトル君が出てきた時に、サトル君と会った父ちゃんが「こりゃ威勢がいいや、うちの長太郎といい勝負だな」と言った時に、「そうでしょ。だから私好きなの」とうっかりと口を滑らせて言ってしまったヒトミちゃん。その時の、ヒトミちゃんの顔、父ちゃんから「えっ?」と聞き返されて、はにかんで笑って誤魔化したヒトミちゃん。この時、初めてドラマのヒトミちゃんが長太郎の事を好きだと自分から認めた瞬間だったような気がします。この重大な発言を後で長太郎は父ちゃんの口から知りますが、結構、あっさりと受け取っているのは、流れ的には普通なのですが、ちょっと意外だったかなと思ったりします。「ヒトミちゃんのやつ、最初っから好きなら好きといってくれれば良かったのに」って。

いつから、番組延長が正式にきまったかは分かりませんが、第25話で番組延長のご褒美ロケがあり、第27話には2代目で邦彦役になる長野昇一さんのテスト出演があって、この辺りから作品のシリーズ化というのが見えてきたと思うのですが、それとは別に初代のラストに向けて長太郎の片思いが徐々に実り始めて、ヒトミちゃんが長太郎を好きになっていったのかなと思ったりします。

子供の頃の「あばれはっちゃく」って、私にとっては長太郎の巻き起こす騒動に周りが振り回されて父ちゃんの「お前の馬鹿さ加減には情けなくて涙が出てくらぁ!」という話だったのが、こうして、振り返って改めて見てみると、長太郎のヒトミちゃんに対する初恋の話になってしまっています。勿論、それだけでなくて父ちゃんと母ちゃんの親子の話(長太郎だけでなく、正彦や公一等)てるほと長太郎の姉弟の話、佐々木先生と長太郎の話、父ちゃんの仕事、社会人としての話でもあるのですが、やはり、メインはヒトミちゃんと長太郎だったかな?と思います。

余談ですが、第27話でサトル君を仲間外れにした事を知った父ちゃんとてるほが長太郎を非難しますが、長太郎が考え直してサトル君にも神輿を担がせる為に半纏を持ってヒトミちゃんの家に行ったのを見ててるほが「なんだかんいって長太郎、いいところあるのね」といい、それを聞いた父ちゃんが「当り前よ、俺のせがれだ」という場面が好きだったりします。

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