柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

次回予告

次回予告では次回の映像を流しながら長太郎が視聴者に語りかけるものが多かったです。私が好きな次回予告は以前にも書いた第34話を紹介する次回予告ですが、これは長太郎だけでなく、ヒトミちゃん、公一、正彦、恵子ちゃん、明子、小百合が出てくるもので次回予告の中では珍しいタイプだったと思います。第37話の予告は本編と同じく長太郎が父ちゃんの仕事の宣伝をしていて、最後に視聴者に語りかけるタイプ。第49話の予告は長太郎と五郎が相撲をし行司の公一が裁くもので、これは第49話の本編とは違い長太郎が勝っています。(本編では引き分け)また、第50話の予告もてるほがDJに扮して「はい、今日のあばれはっちゃくいかがでしたか?」と呼びかけ、そこに長太郎、父ちゃん、母ちゃんがきて話しかけていくというのも珍しいタイプでした。これらは、本編と同じ場面が出てきてそれが一部切り離されて、現実の私達視聴者をドラマの中の人物が認識して語りかけるタイプの次回予告でした。このタイプは番組の中期から後期にかけてに多かったように思います。

このタイプとは別に珍しいのは声だけでなく長太郎がまっすぐ正面を向いて、視聴者そのものに語りかけている第13話を予告する次回予告でしょうか。このタイプは「俺はあばれはっちゃく」の次回予告ではありませんでしたが、次の代二代目の次回予告の時にもう一度登場してきます。
「みんな、長い間応援してくれてありがとう。さあ、いよいよ二代目はっちゃくの登場だよ!俺と同様、よろしく頼むぜ!」
これが初代長太郎の最後の次回予告でした。「あばれはっちゃく」が続く事に安心し二代目の登場に胸躍らせた子供、大好きな初代が終わってしまって悲しんでしまった子供、当時、様々な思いでこの次回予告を見ていた人がいたかもしれません。私の場合はもう途切れなくシリーズを四代目まで毎日見ていたので、あまりその代ごとの一区切りというのは感じてなかったかな?代替わりは認識していたけれど。

次回予告と言えば第1話の次回予告を見た事がある人は少ないのではないでしょうか?「俺はあばれはっちゃく」の初回の視聴率が5.4%でしたから(DVD解説書吉田友紀さんのインタビューより)第1話から見ていたという人でも第1話の予告を見ている人は少ないのではないかと思います。放映当時、前番組の最終回から見ていないとこの第1話の予告を見る事は出来ませんし、再放送でも第1話の予告というか新番組の紹介を兼ねた次回予告というのは流されないと思います。

そういう意味で第1話の次回予告は本当にリアルタイムで見ていた人だけが見る事が出来た予告だといえます。この貴重な第1話の次回予告はDVDに収録されていますので、見てみたい方はDVDを買って見て下さい。DVDでは、この第1話の予告の後に初代長太郎が予告をする2代目の予告が収録されています。これを続けてみると第1話の次回予告とのギャップにちょっと驚きます。ドラマの中で次第に成長していく姿にも1年間の成長を感じ取ることは出来ますが、第1話予告から一足飛びで2代目の次回予告に飛んでいるので、さらにその成長の大きさを実感するのです。

この記事を書いている時に改めて2代目の次回予告を見て気がつきましたが、2代目長太郎もJUVENTUSのTシャツを着ていますね。これは、明らかに初代のお下がりだな。やはり、国際放映の中にJUVENTUSファンがいたのかも?

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