柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

ロープ

初代長太郎は父ちゃんによく縛られていた。父ちゃんが長太郎を縛るのはよく工事現場とかでみる黄色と黒の紐(トラロープというらしい)。あの紐は丈夫で硬くて、あんなのに縛られたら痛いだろうなっと思いながら見ていた。最初にそのトラロープが登場してくるのが第4話。父ちゃんを騙して動物園に行こうとした長太郎の作戦がばれて、父ちゃんの仕事を手伝う羽目になった長太郎を逃がさないように父ちゃんが長太郎を縛った時に出てくる。次に登場してきたのは第35話。家出をした正彦の居場所を案内させる為に長太郎をトラロープで縛っている。

それにしても、父ちゃんはどこからトラロープを持ってきたのだろう?既に家にいた時点でトラロープで長太郎を縛っているので、恐らくこのトラロープは父ちゃんの持ち物だろう。父ちゃんは大工だしトラロープは仕事で使うものだろうけど、少なくとも本編では長太郎を縛るものとして登場していた。ただでさえ丈夫なトラロープで何もあんなに何重に縛らなくてもいいのに。長太郎も長太郎でそれを噛み切ろうとするとは、なんて無謀なんだろう。長太郎らしいけど。

長太郎は父ちゃんに歯向かう事も多かったけど、基本的には父ちゃんが怖いようで自分でも父ちゃんにばれたら大目玉だと思う事に対しては、なるべく父ちゃんに気付かれないようにしていた。(第12話とか長太郎だけでないけど第44話で詐欺師に騙された時とか)父ちゃんの怒り方は半端じゃないから、長太郎じゃなくても怖いだろう。何しろ工場用のトラロープで長太郎をグルグル巻きにして縛り上げるのだから。おまけに鉄拳も飛んでくる。逆に長太郎が大抵の事でもへっちゃらなのは父ちゃんの怒りに比べたら、どうってことないって思えるからなんだろうなと思う。

長太郎は第2話で正彦の伯母さんも苦手だと言ったけど、多分、父ちゃんより苦手だったかもしれない。この頃はまだ正彦が転校してくる前で正彦の伯母だと言う事を知らず、近所の怖いおばさんだった。長太郎は父ちゃんの怖さも知っているけれど優しさも知っている。でも、近所の怖いおばさんは怖さしか知らなかったと思うから。

第1話ではヒトミちゃんのバレーボールを取り戻したけど、父ちゃんにいらない心配をさせて、夕食の時に叱られた時は肩をすくめて小さくなって小声で「ごめんなさい」と謝っている。小さくなって謝っている長太郎の姿は「あばれはっちゃく」としてはちょっと意外。父ちゃんの名台詞「お前の馬鹿さ加減には情けなくてな、涙出てくるわ」もここで初登場してくるが、父ちゃんは手を挙げていない。酒を飲みながら、長太郎の行動に呆れしみじみと説教している。(少し軽く小突くが)ヒトミちゃんに嫌われたくない。絶交されたくない。その思いだけで行動した長太郎に呆れている。第1話の頃はまだ父ちゃんも長太郎もおとなしかった。これが、段々と本当に手に負えないように変わっていく。

桜間家で父ちゃんはある意味怖い存在としていたけれど、その怖さというのは親父としての威厳だったと思う。父ちゃんも時に間違う事があって、家族から反発されて意地になることはあったけど、決してむやみやからに暴力を振るう事はなかった。父ちゃんの中の道徳に基づいていたから、一種のブレーキのような存在だったと思う。

2代目も父ちゃんに紐で椅子に縛りつけられていたな。それを通りかかった初代長太郎…もとい隼人さんが解いてくれて…。でも、その隼人さんに水泳の特訓をしてもらった時に2代目は今度は隼人さんに縛れて。でも、逆に隼人さんを結果的に柱に縛りつけてたりしていた。そんなに数は多くないけど、なんかよく縛れていたような印象が強いのは縛り方にインパクトがあったせいだろうなぁ…。

吉田友紀さんは「鉄人タイガーセブン」の次郎の時も敵にさらわれて、そのアジトで縛られて吊るされていた。吉田さんに限らないけれど、昔の特撮とかドラマって縛られる子役が今よりも多かったような気がする。