柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。

どっちが先だったのか(ドラマを見て分かる設定40)

「そうでしょ?だから、私、好きなの」

第27話で父ちゃんがヒトミちゃんの従弟のサトル君と会って、その威勢の良さを「うちの長太郎といい勝負だ」と言った時にヒトミちゃんが言った一言。この時、私はヒトミちゃんはどっちを先に好きになったのかな?と思いました。長太郎がサトル君に似ているから好きなのか、サトル君が長太郎に似ているから好きなのか?一体、ヒトミちゃんの中でどちらが先だったのか?

従弟というと小さい頃から親しく親戚付き合いしている場合もあれば、疎遠だったり、下手をすると会った事もない従弟もいます。ヒトミちゃんとサトル君の場合は夏休みに家に泊まりに来てそれをヒトミちゃんの両親も快く受け入れて、更にヒトミちゃんとも親しい関係に見えます。

そうしたのを見ると、ヒトミちゃんとサトル君とは親戚同士として、それなりに親しい付き合いをしてるといえます。すると、同級生の長太郎より、従弟のサトル君の方と先に仲が良かったと思います。もし、ヒトミちゃんが長太郎に関心を持っていて長太郎をよく見ていたら、きっと従弟のサトル君に似てるなと思っていたかもしれません。仲の良い従弟と似ていたら、長太郎に好感を持つと思うのですが、最初の頃のヒトミちゃんはあまり長太郎に優しくありませんでした。

この頃のヒトミちゃんはひょっとしたら、長太郎に関心がなかったのかもしれません。だから、例えサトル君と長太郎に性格的に同じ所があっても分からなかったのではないかと思います。「俺はあばれはっちゃく」の物語は1979年2月3日から(ドラマの世界でも)始まっています。という事は、その前年の1978年4月に5年生になって、単純に考えて5年生の時に二人が同級生になったとすると、ヒトミちゃんは前年の4月から翌年の2月までは長太郎を気にもかけていなかったといえます。

しかし、ドラマが始まってから2回目の5年生の一年間が始まると、段々とヒトミちゃんは長太郎に対して関心を持ち始めるのか、時に優しかったり、焼きもちを妬いたりしていきます。こうして長太郎に関心を持つようになったヒトミちゃんは、やがて、長太郎が従弟のサトル君に似ている事に気づいていったのではないでしょうか?

すると、タイトルの疑問の答えは「サトル君に似ているから長太郎が好き」となります。会話の流れやドラマを見ている方からすると逆のような気がしますが、ドラマの世界の中でヒトミちゃんが先にどちらと知り合うか、親しくなるか?という可能性を考えた時に導かれるのは、やはりサトル君の方だと思います。

ヒトミちゃんが長太郎を意識するのは長太郎があれだけストレートに「ヒトミちゃんを好き」という気持ちを臆面もなく態度で表していたのもあると思いますが、サトル君の存在もあったのではないか?と推測出来ます。