柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

子供の頃の思いこみ

私は子供の頃は悪人は男の人だけだと思っていた時期がありました。基本的に私は昔っから女の人と年寄りと子供が好きだったので、その人達は全ていい人で、悪人というのは大人の男性だけという考えを持っていました。

確か、小学校2年生くらいまでそう信じてました。原因は分かりませんけど、テレビのニュースでも悪者はいつも男の人だったし…。大人の男は恐ろしいものだという考えは根強かったです。それが、ある時犯人が女性だったニュースをみて物凄くショックを受けました。

「女の人なのに悪者がいたなんて!」
と大ショックでした。私の世界観が一変した衝撃的な出来事でした。女の人は優しくて男の人のような酷い生き物ではない!というのが当時の私の考えでしたから、天地がひっくり返るような出来事だったのです。

今から思うと馬鹿な話なのですが、子供の頃はそうでした。でも、次第に男だろうが女だろうが、年寄りだろうが、子供だろうが、どこの出身だろうが、悪い奴はどこにでもいていい人もどこにでもいるというのが分かってきました。

後は、良い悪いも自分にとってウマが合うか合わないかで決めているということも。ある人にとってはいい人に思えても、別の人にとっては悪い人であるというように。

年月を重ねて成長して素敵な人間になっていく人もいますが、今の職場でいろんな人を見てますと、人というのは年齢ではないのだなと思うのです。例え、年下でも人として素晴らしいと思う人はいますし、その逆もあります。

本来の人としての素質というか、本質というか心の大きさが既に幼いころから高い人はやはり高いし、低いままで育てない人はやはり歳を重ねても低いままなのです。

私は、どうなのか。まだまだ階段を上っている途中で疲れて休んでいるような。だらけて下がっているような、中途半端な状態のような気がします。

さて、私の子供の頃の思いこみは今では薄れていますが、やはりまだ少し残っていて「男の人は悪い人が多いけど稀にいい人もいる。女の人や年寄り、子供はいい人が多いけど稀に悪い人もいる」というようになりました。

基本的にあまり変わってないような気がします。