柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

すぐやる一家青春記をみて ちょっとくさい感想

 久し振りに智を見た。夏の間だけの男の子。短い時間だったけど確かにいた男の子。あの夏は終わったけどあの一家の日常はずっと続いていくのだろう。でも、一人ずついなくなって、あの時の皆はもう全員揃う事はないのだなぁ。変わらずにいるようで昨日より微妙に違う明日が続いて30年以上経って世の中は変わっていってしまった。

 もう、あの智はいないんだ。紀子さんももういない。お祖父ちゃんも。みんないなくなってしまった。みんな変わっていってしまったんだなぁ。映像の中にはいつまでもそこにいるのに。智も少年のままあの高い声のまま。紀子さんも若くてきれいなまま。お祖父ちゃんも元気で面白いまま。そこにいるのに。確かにいたのに。

 今は何処を探してもいないんだなぁ。そう思うと皆の元気な姿を見て笑った後に、ふと寂しくなった。

 心が疲れていると元々どうしようもない文に輪をかけて馬鹿みたいな文を書いてしまう。